こんにちは、かまりょです。
転職活動を行うと、最初の関門として書類選考があります。
書類選考は最初の関門であり、ここを突破できないと面接やその後の審査に進むこともできません。
しかし、実際に転職活動をしている人がどれくらいの書類選考を通過しているかってなかなかわからないですよね?
そこで、今回は転職活動5回目の私のデータをもとに、転職活動における書類選考の通過率と通過率のアップ方法について、実体験の情報をご共有します。
実際の転職活動全体像はこちらの記事に記載しています。
【目次】
1.転職の際の書類選考通過率
まず、実際の書類選考の通過率です。
私の場合は、自分で求人サイトから応募するのと、人材紹介会社経由で約80社ほど応募しましたが、実際に書類選考を通過できたのは20社ほどでした。
通過率にして25%です。
これは高い数値なのでしょうか、それとも低い数値なのでしょうか?
実際に、人材紹介会社で取っている統計を見てみると、平均が約30%ほどになるので、そこまで高い数値ではないと思います。
それもそのはずで、私は30歳にして転職回数が既に4回もありました。
それだけ転職を重ねていると企業としても「本当にこの人雇って大丈夫かな?」と尻込みする部分があるのも事実だと思います。
私自身もある程度書類で落とされることは想定しての転職活動だったので、もちろん想定の範囲内でした。
むしろ、思っていたよりも面接に進めるなというのが個人的な所感でした。
転職回数が多いわりには書類選考の通過率は高い方だと思うので、個人的に行なったことを書き出してみます。
2.転職の書類選考通過率を上げるために行ったこと
2−1.職務経歴書の前半に強みをまとめる
まずは、職務経歴書です。
履歴書も大事ですが、脚色できる部分が少ないので、いかに職務経歴書でメリットを感じてもらえるかという点を工夫しました。(※履歴書には職種に関連した資格を記載できると多少のアピールポイントになると思います)
まず、簡単な職務概要(今ままでの経験をもとに、どういったスキルがあるかということを客観的に伝えます)を記載します。
Webサイトなどでも同じですが、まずはファーストビュー(一番最初に目がいく、書類の一番上の部分)で興味を持ってもらえるかどうかが勝負になります。
いきなり延々と職務経歴を書き出すのではなく、概要を3〜4行くらいでまとめて、どのような能力があるのかあげることで、人事担当者がこの内容だったらこの先を読んでみたいと思ってもらえるはずです。
このとき、なるべく応募先企業で活かせそうなスキルをイメージして、自分の職務経歴の概要をまとめることが大事です。
応募する企業は、ある程度職種などで絞っておくと、使い回しが効くと思います。
(私は企業ごとに職務経歴書をいじることはしませんでした)
2−2.社歴が浅い企業の内容はコンパクトにまとめる
私は今まで5社経験しているので、全ての企業での経験が次に向かうべき企業の職種に直結している経験かというと、決してそういうわけではありません。
中には3ヶ月や6ヶ月で終了した企業もあったので、そこを事細かに説明していたら、自分がアピールしたいポイントを上手く訴求できない可能性があります。
面接で突っ込まれたらもちろん答えなければなりませんが、書類選考の段階では、事細かに詳細を説明する必要はないと考えました。
どうしても止むを得ない退職事情などがあるのであれば、簡潔に退職理由を記載しておくのも一つの手です。
あんまり言い訳っぽくなってしまう理由だったら無理に記載することもないと思います。
2−3.少しでも興味が持てそうな企業には即応募
えり好みするのももちろん大事ですが、あまり選考を受ける前から絞り過ぎるのはもったいないです。
転職活動をしていると、どうしても企業から選ばれるという視点になりがちですが、実際には選考を受けていく中でこの企業はないなという選別を自分でもしていくことが必要です。
実際に選考に進んで面接官の話を聞くことでその企業のビジネスやキャリアパスが魅力に感じ、優先度が上がることもよくあります。
(選考を受ける前は、必ず事前に企業のことを調べてWeb上ではわからないことを質問するようにしてください。
先入観だけで決めずに、実際に面接の場でその企業を肌で感じて、自分自身でジャッジする姿勢も持ちながら、選考を受けるようにしましょう。
3.転職エージェント活用時の注意
転職エージェントは転職時の強い味方になりますが、活用する際は注意が必要です。
これは、書類選考の際にも影響するかもしれません。
どのような点に注意が必要なのかというと、自分のキャリアに自信がない場合はあまり大手の転職エージェントを使わないということです。
私は、1番最初の時に当時最大手の転職エージェントを利用していましたが、転職活動を成功させることができませんでした。
なぜ、このようなことが起きたのかと考えてみると、大手の転職エージェントほど登録者数も増えるため、業務効率化のために求職者をある程度選別しているのかもしれないということです。
実際、活用する側の立場で感じたことは、あまりちゃんと見てくれていないなということでした。
面接対策なども、業務効率化のためか最終面接に進んだらやりましょうというようなスタンスでした。
2回目以降の転職活動では、第二新卒でも手厚く指導してくれる転職エージェントを活用したので、書類選考の通過率もアップしました。
ある程度キャリアに自信のある人であればこうした大手の転職エージェントを利用するのももちろんいいですが、少し自信がないという人は、第二新卒でも手厚く指導してくれる中小規模の転職エージェントがおすすめです。
おすすめなのは20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】 です。
第二新卒や既卒にも対応しているため、手厚いフォローをしてくれるのが特徴です。
4.書類選考で落ちても気にしないことが大事
書類通過率は平均で30%というデータもある通り、応募しても見送りになるケースはかなり多いと思います。
キラキラキャリアで誰にでも誇れる実績があるような人でさえ、応募企業のニーズに合わなければあっけなく書類で落とされることもあります。
なので、1つの企業の採用に一喜一憂するのではなく、自分の目指すキャリアパスが実現できそうな企業を複数同時並行で進めていき、全ての企業に全力でぶつかるようにしましょう。
もし、不採用だった場合はなかなか不採用理由を開示してくれないケースが多いですが、自分なりに次はどこを改善しようというのを考えながら、アップデートしていくことが大事です。
書類作成が自分一人では手に負えないという人は、転職エージェントに相談してみましょう。1社でなく、複数のエージェントに意見を聞いてみると自分の強みなどもまとまってくるかと思います。オススメエージェントを下記に記載しておきます。
個人的には、大手エージェントよりある程度一人の担当がしっかりとプッシュしてくれる規模感のエージェントサービスがオススメなので、参考にしてみてください。
5.まとめ
書類選考に通過するためには、応募数×書類の質を上げることが大事です。
なかなか自分一人では上手くまとめられないという人は、転職エージェントも上手く活用しながら、次のステップに進めるように改善していくと良いでしょう。