こんばんは 、かまりょです。
仕事をしていると、ついうっかりミスをしてしまうことってありますよね?
わざとではないのに、なぜかミスをしてしまう。
ミスしたくないのに、繰り返しミスをしてしまう。
私も、仕事で立て続けにミスをしてしまうことがありました。
ミスを続けてしまうと、上司からも責められたり、社内やクライアント先の評判や信頼が損なわれたりと、マイナスでしかありません。
そこで、今回は仕事をする中でミスが起きてしまう原因と対策についてまとめてみたいと思います。
仕事のミスが続いて「仕事に行きたくない」と感じている人は、合わせて仕事に行きたくないと感じる際の対処法についての記事をご覧ください。
【目次】
1.仕事でミスをしてしまう原因
仕事でミスをしてしまう原因は人それぞれですが、大まかに分けて以下の3種類があります。
ミスの原因1.やることを理解できていない
そもそも、何をやるかを理解できていないと、タスクを完了させることはできません。
これは、理解力不足が原因で起きることがあります。
例えば、会議に参加しているが会話の内容が理解できない場合や、依頼された内容がよくわからない場合など。
やることがはっきりと理解できていないと、気持ちのモヤモヤも取れないですし、後回しにしてしまうケースもあります。
私も、クライアントに依頼された内容をしっかりと把握せずに社内スタッフにそのままパスしてしまったりと、わりと無責任なことをしてしまった経験があります。
自分が関わるものについては、まずは 責任を持ってしっかりと把握をして対処していくことが必要です。
ミスの原因2.タスクの抜け漏れ
依頼された内容や自分がやるべきタスク内容を忘れてしまうケースです。
人間、誰しも忘れてしまったり完璧に記憶をしていることは難しいので、よくこうしたトラブルは発生します。
依頼された時点では覚えていたのに、他の作業に着手している間にいつの間にかタスクが抜けてしまっていることなど、あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?
依頼されてすぐに対応するのが一番いいですが、優先順位を考えるとそうもいかないケースもでてきます。
また、自分が依頼する側であったとしても、依頼相手の作業進捗を把握することを「タスク」として自分自身で管理することも必要です。
自分自身が依頼されたことを忘れてしまうのもタスクの抜け漏れになりますが、自分が依頼したものが依頼期日までに上がってこないケースも含めて、「自分事」として、抜け漏れ管理を徹底していく姿勢が必要です。
ミスの原因3.確認不足
確認不足には様々なケースがありますが、一番多いケースでいうと、自分の思い込みで動いてしまうことが挙げられます。
例えば、上司から作業依頼を受けた際に、期日の確認ができていなかったり、そもそもどういうアウトプットをすればいいのかを確認できていないケースなどがあります。
そういった確認ができていないと提出期日を過ぎてしまったり、そもそも上司が想定していた成果物と違うものを提出してしまい、上司に迷惑をかけてしまうことになります。
作業が完了してから報告するのではなく、作業進捗を随時報告するようにし、先回りして不安の種を解消する動きが必要です。
2.仕事でミスをすることによる損害
仕事でミスをすることによる弊害として一番大きなものは、自分への信頼残高がなくなっていくことです。
天才的な愛嬌でカバーできる人も中にはいるかもしれませんが、通常はミスを多発する人からは仕事は遠ざかっていきます。
なぜなら、重要な仕事を任せてもし万が一のことがあったら、会社としても損失を被る可能性があるからです。
ベンチャー企業などであればある程度若手に裁量を持たせてやるケースもありますが、ベンチャー企業であっても立て続けにミスをされては困るので、仕事が回ってきにくい状況になるでしょう。
3.仕事でミスを減らすための対処法
では、仕事でミスをしないためには、どのように対処していく必要があるでしょうか?
私の経験の中から、これだけは押さえておいた方がいいと思う項目を7つピックアップしました。
ミスが多くて悩んでいる方は、自分の行動を見直すキッカケにしてください。
対処法1.業務に関係する知識をインプットする
そもそも、業務で飛び交う話の内容を理解できないと、自分が何をすれば良いかもわからなくなってしまうので、業務に関する知識をインプットすることは必須です。
例えば、Webマーケティングに関連する仕事をしていると、やたらと横文字が飛び交います。
「CPAが高いから、PPCは費用対効果が悪い」とか、「LTVベースで見ると広告費は回収できているので」とか、やたらと横文字を使いたがる傾向にあるので、こういった業界特有の知識は持っていないと、会議などでも内容についていけなくなることがあります。
初めは先輩社員が教えてくれることになるかと思いますが、いずれそういった初歩的なことは周りに聞きにくくなってくるので、しっかりと基礎知識を磨いていく必要があります。
社会人になってから勉強をしなくなる人もいるかと思いますが、社会人になってからの方が実務に即した勉強をして、血肉に変えていく姿勢が必要です。
対処法2.議事録(メモ)を取る
会議などでは、積極的に議事録を取ることをオススメします。
議事録を正確に取るには、会議内容を理解することが必要ですし、メンバーにアウトプットすることで足りていない点を指摘してもらえることがあります。
仕事経験が浅いうちは、とにかくインプットとアウトプットの量を増やすことが大事なので、議事録を取ってメンバーに共有することは、一石二鳥の訓練です。
議事録を作成することで、業務への理解力を上げることができ、会議にも積極的に参加する姿勢を身につけることができるので、発言するのが苦手な人でも活躍をアピールできる絶好のチャンスです。
下手しても、会議でお地蔵さん(何も喋らず、手も動かさない)状態にならないように、たとえ新人でも積極的に手を上げて議事録を取ってみましょう。
対処法3.アウトプットイメージの事前確認
作業に着手する前に、必ずアウトプットのイメージを依頼主に確認するようにしてください。
例えば、上司からこの営業数値をまとめてほしいと依頼を受けたら、具体的にどの数値があればいいのかや、エクセルでまとめれば良いかなど、作業する上で不安に感じる点は事前に確認するようにしましょう。
確認するのが恥ずかしかったり面倒だったりと感じるかもしれませんが、せっかく完成させたものが一からやり直しになるよりは、事前に恥をかいておいた方が100%いいです。
事前に作業イメージをしっかりと理解しておくことで、ミスを減らすことができます。
対処法4.少しでも不安に感じたらすぐに上司(同僚)に相談
作業中に少しでも不安を感じたら、すぐに周りの人に相談するようにしましょう。
一番は仕事を依頼してきた人に確認するのが一番ですが、話かけにくい場合はまずは一番相談しやすい先輩などでも良いです。
とにかく、不安材料を一人で抱え込むのはリスクが高いです。
誰かに相談して巻き込むことで、連帯責任とまではいきませんが、自分の考えを客観的に見つめ直すことができます。
基本的には、自分の考えを持った上で相談するのがベターですが、もし右も左もわからない状態になってしまったという場合でも、恥ずかしがらずに状況をしっかりと共有するようにしましょう。
上司も、あなたに作業依頼した後に進捗の共有がないと不安になってくるので、上司の視点から見ても作業進捗は共有してほしいものです。
もし、中間の段階で相談してもらえれば、その時点で軌道修正もできますが、期日ギリギリに相談されても、対応が難しいケースなどもあります。
早め早めの相談を心がけるようにしましょう。
対処法5.タスク管理法の確立
タスク管理方法が確立していないと、タスクの抜け漏れが頻繁に起こってしまいます。
オススメの管理方法は、グーグルカレンダーなどのカレンダーでスケジュール管理することです。
使い方については、フリーSEの仕事術さんで紹介されている手帳いらず!Googleカレンダーの使い方を3分でざっくり解説します | フリーSEの仕事術がわかりやすかったので、参考にしてみてください。
対処法6.見直しの徹底
作業が完成した後、必ず見直しをするようにしてください。
作業した後は、自分が正しいと思い込んでいることがあるので、少し時間をおいてから確認する方がいいでしょう。
また、自分一人だけでなく、上司や先輩などに一度確認してもらうのが確実です。
自分の失態をさらけ出したくないと考える人もいますが、事前に防げるミスはその時点で確認して防ぐほうが後々後悔しなくてすむでしょう。
対処法7.同じミスを繰り返さないために要因分析をする
人間なので、100%ミスを防ぐというのは不可能です。
どんな人でも必ずミスはするはずです。と考えると気持ちも少し楽になりませんか?
ただ、同じミスを繰り返すのは人間として成長できていないことになってしまうので、もしミスをしてしまったらそこから自分なりに振り返りの時間を取るようにしましょう。
その際に考えたい点は、以下の3点です。
- なぜ今回のミスが発生してしまったのか
- どうすれば、今回のミスを防ぐことができたか
- 今後、同じミスをしないためには、どのように行動すればよいか
ミスを引きずるのは良くないですが、最低限上記の3つについては振り返るようにしましょう。
また、仕事が管理できてないと感じるようなら、仕事(タスク)の管理ができない原因と対処法の記事も合わせてご覧ください。
まとめ
仕事でミスをすると、どうしても気分も落ち込みますし、自分のことを攻めてしまうこともあるでしょう。
しかし、ちょっとした考え方を知っておくだけで、防げるミスもあります。
自分なりの対策を見つけて、仕事でのミスを減らしていけるように頑張りましょう!