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FXのレバレッジとは? 初心者にもわかりやすく解説します

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こんにちは、かまりょです。

FXを始める上で欠かせない存在のひとつとして、レバレッジというものがあります。

あなたはレバレッジをご存知でしょうか?レバレッジの存在をきちんと理解していないと、いざトレードをしたときに「ん?」となってしまうでしょう。

そこで今回は、初心者がFXを始める上で理解が必須のレバレッジについて解説していきます。

  

FXにおけるレバレッジとは

FXにおけるレバレッジとは、自分が持っている資金の何倍もの金額の取引が可能な仕組みのことです。

少ない資金から大きな金額を取引できることを「てこの原理」になぞらえて、レバレッジと言われています。

 

この仕組みを活用することで、FXでは少ない資金でも大きな金額の取引をすることができ、利益を上げることができるのです。 

 

FXでトレードをするには、まず証拠金として口座を開設したFX会社にお金を入金することが必須です。

例えば、私の場合であれば現在口座を開設しているのは、DMM.com証券 の口座なので、DMMのFX口座に入金をすることになります。

入金した金額を元手に、FXではトレードを行います。

FXはいろいろな国同士の通貨を取引することで、2国間の通貨の売買によって利益を得る取引です。

 

例えば、1ドル100円のときにドルを購入したとします。

そして、ドルの価格が値上がりして1ドル120円のときに売却したとします。

そうすると、差額である20円を利益として受け取ることができます。

 

1通貨単位だと、上記の利益額で「少ない」と感じるかもしれませんが、FXトレードは基本1万通貨単位で取引がされます。

 

つまり、1ドル100円であれば、

100円 × 10,000通貨=100万円の取引をすることになります。

 

100万円と聞くと、「高いな、そんな資金ないよ」と感じるかもしれませんが、ここで登場するのがレバレッジです。

レバレッジを活用することで、元手を最小限に抑えることができます。

日本国内のレバレッジであれば、100万円の取引をするには最低4万円の証拠金があれば取引ができることになります。

日本と海外ではレバレッジの規制が違うので、まずは日本のレバレッジを見ていきましょう。 

日本のFX会社のレバレッジ

 日本のFX会社のレバレッジは、個人でトレードをする場合は25倍までと決められています。

以前はレバレッジの規制がなかったのですが、無茶なレバレッジをかけて破産するトレーダーが相次いだので、2010年に最初のレバレッジ規制で50倍という規制がかかりました。

その後、2011年以降から現在(2019年7月)まで、25倍というレバレッジが日本国内では適用されています。

 

レバレッジ25倍ということは、前述の例で示した1ドル100円で10,000通貨(100万円)の取引をするためには、100万 ÷ 25 倍= 40,000円

が最低限取引をするために必要なお金ということになります。

 

ちなみに、私も最初取引するときはイマイチ理解できていなかったのですが、レバレッジは自分で特に設定などをすることはなく、FX会社の口座に入れた金額(証拠金)をもとに、自動的に算出されることになります。

 

つまり、FX会社の口座に入れたお金が40,000円であれば、自動的にレバレッジが25倍になり、もう少し多く証拠金を入金しておけば、レバレッジは下がる計算になります。

 

今の為替レートでは1ドル100円で取引できないので、最低でも5万円くらい口座に入金して取引をすれば安心です。

 

海外のFX会社のレバレッジ

 海外のFX会社では日本ほど規制が厳しくなく、レバレッジが888倍かけられるようなFX会社も存在しています。

 

しかも、日本のFX会社と違って自己資金よりマイナスになることはないので、フルレバレッジで大きな利益を狙って取引をするような人もいます。

 

ただ、FX初心者がレバレッジを高めすぎてしまうと、すぐに資金が底を尽きる可能性が高いので、個人的にはあまりおすすめできません。

 

レバレッジを高めると大きな利益が狙える反面、すぐにマイナスの金額が大きくなり、精神的には負担が高くなることが想定されます。

 

まずは、日本のFX会社のレバレッジ25倍以内で取引をして、トレードのコツを身につけるようにしましょう。

 

レバレッジは怖いもの?

「自分のお金の25倍もの 金額で取引ができる」というと、ちょっと怖いと感じる方もいらっしゃるかと思います。

 

たしかに、資金管理ができていないとすぐに資金が底を尽きてしまう可能性があります。

 

そこで大切になってくるのがロスカット(損切り)という考え方です。

ロスカットについては、あらためて別記事にてご紹介したいと思いますが、自分でルールをしっかりと決めて資金管理をしていけば、いきなり資金が激減することもありません。

 

ただ、元手がマイナスになる可能性は大いにあるので、しっかりとトレードについての知識を身に付けるようにしましょう。

 

レバレッジのメリット・デメリットをしっかりと把握してトレードする

 レバレッジの最大のメリットは、自己資金よりも多くの通貨を取引できることです。

この仕組みがあることにより、FXトレーダーは利益を上げやすくなっています。

 

しかし、レバレッジはデメリットともなりえます。

調子に乗ってレバレッジを上げて取引をしていると、少し証拠金(入金してある金額)がマイナスになっただけで強制ロスカット(自動的に決済されてしまう仕組み)されてしまうこともあります。

 

ある程度資金には余裕を持たせた上で、トレードを行うことが望ましいでしょう。

 

5万〜10万円くらいの資金があれば十分にトレードは可能なので、まずはFX会社の口座を開設して、入金を済ませてからトレードにチャレンジしてみましょう。

DMM.com証券 であれば、日本国内で最も口座数が多い証券会社なので、安心してトレードを行うことができるでしょう。 

まとめ

ここまで、FXのレバレッジについて解説してきました。

レバレッジはFXのトレードをする上で必要な要素です。

今後、より規制が厳しくなる可能性もあるようですが、今のレバレッジ比率であれば5万円ほどあれば十分に取引可能です。

まずは、少額からトレードを始めてみて、トレーダーとしての一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?